広告

宇野昌磨沼その深化。

宇野昌磨

2015年バルセロナ グランプリファイナル で宇野くん沼へ落っこちた私。
そして、更なる深みへと。笑
今回も長いです~。ごめんなさい~。謝っときます~。

宇野くんは振り付け完了とのこと、お疲れさまでした!

沼の深化はすぐにやってきました。
そう、2016ボストン世界選手権。

動画お借りしました。

www.youtube.com

グランプリファイナル同様、SP4位からのFSでした。
しかし、SPにあのバルセロナでの思い切りの良さは感じられず、
宇野くん自身、不完全燃焼というか、納得していない印象。

FSは、すごい緊張感が画面越しにもバンバン伝わってきて、
それでも、バルセロナ再び!を願っていましたが……。

あの、上半身を打ちつける痛そうな転倒。
見ているこちらが「ああぁ」と思わず声を上げてしまう程のあれほどの転倒は、珍しい。

それでも、そんな転倒からも立ち上がり、残りの演技をスピードも勢いも緩めることなく滑り切った宇野くんには、もう、拍手しかない!

最後まで演技を諦めない姿勢にすごく感動しました。
ラストは確かに、闇を切り開き、夜明けをもたらすカラフ王子でありました。

この時、私は(コーチではなく)振付師としての樋口美穂子さんはすごく幸せなのではないかなあと、思いました。
宇野くんには、フィギュアスケートで私が 勝手に一番大事 だと思っている 作品に対するリスペクトがある と感じたからです。
振付師冥利に尽きるんじゃないかと。
(うお~っ。偉そうでごめんなさいっ。)

観客の皆さんにスタオベしていた方が多かったのも、「よくやりきったね!」という労い以上に、演技そのものへの称賛だったのではないかと思います。

でも、宇野くんは全然、納得していなかったんですよね。

f:id:sansan7byo4:20190817201049j:plain
カラフ王子から宇野昌磨へ戻ってきた瞬間。

魂がすべて抜け落ちてしまったように呆然と挨拶をする宇野くんをスタオベしている人たちも心配そうに見守っていましたね。

キスクラに画面が移ると、笑顔を浮かべて手を振りながらも、瞬きしない両目からあとからあとから涙が零れている宇野くん。

すぐに笑顔も消えて……

f:id:sansan7byo4:20190817201111j:plain

f:id:sansan7byo4:20190817201127j:plain

この、点数をきっちり見届ける宇野くんの目が、また良いのです。

それがどんなに辛い結果だったとしても、
絶対に目をそらさない覚悟が見て取れます。

今は「宇野昌磨」という選手が、その柔らかな外見からは想像できない まさに漢!な気概の持ち主だということはよく知られた事実。
でも、ボストンの宇野くんもすでに 諦めない演技や、心の痛みからも逃げずに対峙する姿を見せていて、十分に 漢・宇野昌磨! であったことが分かります。

宇野くんは、オリンピックシーズンのフリーに再び「トゥーランドット」を選びます。

そして、ボストン選手権の演技を見返した時の感想を下のように言っています。

一番思ったのは、
「フリーの後、なんで泣いているんだろう?」
ということです。(笑)

「演技は別に悪くないのに」と思って。

きっと、あのときの自分はもっと良い結果を求めていたんでしょうね。

引用:『フィギュアスケート日本代表2017メモリアル」2017.9スキージャーナル発行 p.31
太字赤字は引用者

そうだよー 。演技はぜんぜん悪くないんだよ。

むしろ、宇野沼の深みに より一層 ずぶずぶと引きずり込む、それはそれは おそろしい破壊力を持った演技でしたよ。