宮原知子選手の素晴らしさに心打たれた中国杯 女子シングルでした!
1位 アンナ・シェルバコワ SP 73.51 FS 152.53
2位 宮原知子 SP 68.91 FS 142.27
3位 エリザベータ・トゥクタミシェワ SP 65.57 FS 143.53
アンナ・シェルバコワ選手、GPファイナル進出決定おめでとうございます。……といっても、なんの意外感もありませんが。(笑)
本田真凜選手は7位(SP 61.73 FS 106.098)
スケートカナダの時の事故のケガの影響が、むしろ日数が経過して出てきたのじゃないといいのですが・・・。ジャンプが決まらず、キスクラでは昨シーズンの真凛ちゃんを思い出す、涙を耐える、うつろな瞳でとても心配になりました。
でも、そんな放心状態でも、FS後のインタビューで「スケートが好き」との言葉。
あ~も~。いい子だなぁ。ほんと、あなたの輝く笑顔が見たいです!
今でも十分 華やかな真凛ちゃんですが、その気持ちを大切に、より大きく艶やかな花を咲かせてくれることを願っています!
中国杯2019 女子 (私的独断的)ダイジェスト
宮原知子選手
宮原知子選手のFS「シンドラーのリストほか」、素晴らしいです。
昨シーズンSP「小雀に捧げる歌」も好きでした。
すべての動作を疎かにしない、神経の行き届いた演技。
知子ちゃんの滑りには知性に裏付けられた思想があり、一瞬も目を逸らせません。

ただ立っているんじゃないんだよね。これから人間の尊厳を見せるよ。
このプログラムは知子ちゃんにしか出来ません!(断言!)
宮原知子選手のスケートは、よく「エレガント」と言われますが、そのエレガントさに昨シーズンから強さが加わったように思えます。
「強さ」よりも「靭さ」と書きたい。
「靭」の字には、強い、という意味だけではなく、しなやか、柔らかい、という意味があります。「しなやかで柔らかで強い」なんて、まさに知子ちゃんのスケート。
そして、タイトルにも書きましたが、知子ちゃんの滑りは、内面から本物の輝きを放つ硬質なダイヤモンドのよう。
小粒でも、すごく複雑な美しいカットを施されてきらきら光る。その価値は計り知れない!

内面から輝いている。
連戦で大変でしょうが、ロシア杯もがんばってください。
GPファイナル進出だぁ~。えい、えい、おー!!!
アンバー・グレン選手
アンバー・グレン選手は6位(SP 67.69 FS 110.66)
SP終わった時点では、3位!
スケートアメリカでのあまりのcuteさに すっかりファンになってしまった私。
今回も彼女の滑りを楽しみにしていました。
GPシリーズ2戦目。スケートアメリカでは、緊張感の方が勝っていたという印象でしたが、今大会の彼女の演技からは「このプログラムを私はみんなに見せたい!」という熱い思いが伝わってきました。
解説の織田さんもその熱意を汲み取って、すっごく褒めてくれましたよね。

知子ちゃんの洗練さとは異なるんだけど、フィギュアスケートを単なる競技ではなく、心を思想を表現する芸術として極めようとする姿勢は共通している気がします。
それが、見ている者の心をも打ちます。
けれど、強い演技を滑りきった後のキスクラでは、ほんと~に かわいい。
Hi,everyone!と始まり、延々、いろんな名前を呼びかける。
きっと、沢山の大事な人がいるんだね~。

ペーター・ケインコーチとも、とっても仲が良さそう。

グ「私、なかなかうまく滑ったと思う」ぺ「すっごく、よかったよ!」
キスクラでのおふたりの様子が、どこまでも明るくて、さわやか!
とっても、清々しい気持ちにさせてくれたアンバー・グレン選手、これからも応援します。(^^)/