全日本の宇野くんについての記事です。まだ、続けますよ! 笑
全日本優勝。4連覇を果たした宇野昌磨選手。
個人的に、このインタビューでの この表情が好きです。

「やっと自分のやっていきたいという気持ちとか
スケートに向き合う気持ちっていうのが見つかったのかなと思うので、
この気持ちを大事にして今後の試合に生かせていけたらなと思ってます。」
よかった。それに尽きます。
応援している方も ミラノワールド以降、昨シーズンはきつかった。
宇野くんの肩にずーっと力が入っている気がして。
それが、演技にも出ていて、宇野くんの素敵な柔らかさ(特に腕の動き、しなり)が影を潜め、上半身の硬さが気になっていました。
演技の強さは、すっと抜ける軽さがないと、際立たない。
それが、GPシリーズロシア大会、今回の全日本、確実に柔らかさが戻ってきている!
やっぱり、ステファン・ランビエールコーチのおかげなのでしょうね~。
まだ、強さだけでつい押してしまう感じは残っていますが、「あ、強すぎだ」って、演技の最中に意識して振りの強さ抜いている印象があるような?
ま、素人の勝手なほざきです。(^-^;

スケートを楽しんで、これからもスケート人生にある限り、宇野昌磨の滑りで私たちを魅了し続けてください。
で、だからね。宇野くんは燃え尽きたりなんかしませんよ。
全日本終わっての舞台裏、
羽生選手の「燃え尽きちゃだめだよ~。」「まだいるよ、いっぱい。俺の上には、いっぱいいるよ。」という言葉に対して
「世界選手権に出たいという気持ちをこめて全日本に来た」
と答えた宇野くんの健全さ。
たった今、4連覇を果たした全日本王者。あなたがいない3年間、全日本選手権という試合を全力で戦って、支えてきた王者。――それが、宇野昌磨という選手です。
その彼に向って、煽るかのような
――ごめんなさいね、羽生選手。私には あなたのこの言葉、とても軽い、全日本王者に対する、それどころか、全日本選手権という試合に対するリスペクトが少しも感じられない、とても軽い言葉に聞こえました。ーー
言葉に乗るでもなく、かと言って、はぐらかすでもなく、自分の意見をきちんと伝える。
このフラットな謙虚さ、冷静さに頭が下がります。
全日本で結果を出さなければ、世界選手権には選ばれない!たとえ、オリンピックの銀メダルを持っていても。たとえ、シニア上がってからの4年間、1度も休まず、ワールドの枠取りに貢献してきていても。そんなことは関係なく、ここで結果を出し、世界選手権に派遣される選手に選ばれるためにがんばる!
宇野選手は、そう、思っているんです。
そして、宇野くんが、「ワールドに出たい」そう、強く思っていてくれているのが分かり、とてもとても感動しました。
「ワールドでよい演技を!」2020年カナダ モントリオール 楽しみです!
GPシリーズ2019フランス大会、ショート演技後にネイサン・チェン選手の滑りを見つめる宇野くんの背中…。
この時はまだ、ステファン・ランビエールコーチのいない、一人きりのキスクラ。

いや、燃え尽きるわけないですよ。ご心配なさらず。「上には、いっぱいいる」なんて、宇野くんは、もうずっと分かっています。
分かった上で すべての試合に選手に自分に リスペクトを持って、戦っています。
それが、宇野昌磨という選手の生き方です。

こんなに、ほわほわな笑顔で手を振ってくれるけどね。心は、漢前 。
宇野くんも、ご家族とお友達とあなたを支えてくれる人たちと共に 良いお年を~。