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宮原知子選手を褒め称えたい【後】

町田樹 宮原知子

ただ ただ、宮原知子選手を褒め称えたい!三回目。
そして、最終回(←えらそー)【後】は、CaOI2019の町田樹さん解説を中心に。

町田樹さんが知子ちゃんに贈るエール

21,2歳で、もう「ベテラン」なんて言われかねないのが、シングルのフィギュアスケーター。
特に、女子選手。

フジテレビSPORTS宮原知子インタビュー(前編)より
美しい姿勢ねー。

2019-2020シーズンはシニア上がりたてのロシア3人娘が GPシリーズ、ファイナル、
ヨーロッパ選手権すべてメダル獲得。
仮に、モントリオールワールドが開催されていたとしても、他の選手が表彰台に上るのは、
ちょっと難しかったかもなぁと思ってしまうほど、エテリチーム3選手の強さは群を抜いていました。

そりゃ、男子顔負けのジャンプ跳んじゃうし、スピンもステップもきっちりこなすし、
おまけに可愛いしで、文句言ったら、はっ倒されるな。でもな~と、思う私が思い出す
町田くんのお言葉。

女子は今季に入って、急激にジャンプ戦争の様相を呈していますが、ぜひ、宮原さん自身の
フィギュアスケートに対する信条を曲げることなく
、そして、自身が理想と考える演技を
追求し、完成させて欲しいと思います。

町田樹 カーニバルオンアイス解説 より ※太字表記locus
CaOI2019 グノシエンヌ第1番ほか より

CaOI 知子ちゃんの「グノシエンヌ第1番ほか」に贈られたこの言葉は、
競技を離れれば表現する幅がより生まれると考え、プロになり、その信条を実現した町田くんからの
最大級の誉め言葉のように思えました。エール以上に。

「きみなら出来る!」的な。むしろ「きみしか出来ない!」的な ね。

そういう信念や努力は、たとえ、万が一、競技成績という形で反映されなくても、
かならず今後のスケーター人生に大きな実りをもたらす筈です。

町田樹 カーニバルオンアイス解説 より

エテリチームの3選手に でもな~。なんだかな~。 と思ってしまうのは、
彼女たちの成熟する未来が見えにくいから。
自身が理想と考える演技を追求し、完成させる 未来が見えにくいから。

フィギュアスケートを競技としてみれば、成績上位になるためにはどーしてもジャンプが必要。
でも、メダルをとれなかった演技がじゃあ、金メダルの演技に負けているかといえば、
必ずしもそうではない。
それが、フィギュアスケートの難しいところで、むしろ魅力で。

ブレイディ・テネル選手や宮原知子選手や、作品としてのプログラムを
きちんと見せてくれる選手たちが、どーか報われて欲しいと思うのは、
今は成績上位の3選手も 3年先、5年先の成熟を志向してもらいたいから。
今後のスケーター人生に大きな実りをもたらして 欲しいから。

その意味でも、引退かと心配されていたザギトワ選手がロシア強化指定選手に選ばれたという
ニュースは嬉しいですね!
彼女も、もっともっと何年も、成長した美しい演技を見せて欲しい選手です。

知子ちゃんの目指すところ

――宮原選手は毎年、違う曲を使いますね。
宮原「一つのジャンルに偏らず、いろいろな世界観を表現できるようになりたい
という気持ちがあります。」
『2018NHK杯パンフレット』p.21

――練習拠点が変わり、カナダでも練習されていますが、ご自身のなかでの
手応えは?
宮原「(前略)イチからやり直せるタイミングだと思うので、表現力もそうですけど、
ジャンプもさらに練習して、本番力をつけていきたいです。」
『Quadruple Axel2020シーズンクライマックス』p.111

上の知子ちゃんの言葉は、まことに真面目な知子ちゃんらしい。THE求道者!

でも、もうひとつ、知子ちゃんが目指している境地が「楽しんで滑ること」
なんじゃないかなと思います。
それは、宇野昌磨選手の強さを問われた時の答えに表れています。

「昌磨くんみたいな、試合でも練習でもですけど、ほんとに楽しそうに
滑っているというか、迷いなく(中略)心を開いて滑っているような…
そういうところが自分にも必要だナって…」
『フジテレビSPORTS 全日本フィギュアスケート選手権2019 大会翌日 宮原知子インタビュー』より

「「練習どおり」のこともそうなんですけど、昌磨くんは試合に入るときに
いつも楽しそうにしているのが、一番すごいなと思います。」
『Quadruple2017+Plus』p.51

NHK杯2018SP

真面目な知子ちゃんだからこそ、楽しむよりも先にプログラムを完璧に滑ることを
優先させてしまうのでしょう。
「楽しむ」ことまでも、真面目に追及しそうなところがまた、知子ちゃん。(^-^;

その知子ちゃんも平昌オリンピックでは、とーっても楽しそうでした!

これからも選手として大変なことは山ほど ( ;∀;) あるでしょうが、
宮原知子選手ならば、自身の理想である 楽しんで滑るパーフェクトな演技を
必ずや見せてくれることでしょう。ファイトー!!