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無性に見たくなる。GPシリーズ2018カナダ「月光」

宇野昌磨

ちょいちょい、無性に見たくなるんです。

GPシリーズ2018カナダ大会の「月光」。
ぎらぎらな月光。←命名

最近もまた、そんなふうに「宇野くんの ぎらぎら月光 見たい~。」な気分に。

なんでしょうね?あの、くせになるかんじは。

ゲームでも金メダル級「ケプト定時退社」
やさしさ金メダル級「コラントッテA賞サイン書き」
といった、熱い話題 があるにも関わらず!このブログ、
GPシリーズ2018カナダって?なに?なんなの?いつの話?2018年の話?
相変わらず、あきれますね。ごめんなさいね。へそが茶わかしますね。( ;∀;)

でも、始めますね。( ;∀;)

見るならば、SP「天国への階段」から

ぎらぎら月光が生まれたのは、SPの「ちょっと油断した by宇野くん」という、 
3Aの転倒があったからでしょう。
だから、やっぱり、流れとしてSPから見ますよね。

本当に珍しい、壁にぶつかってしまう程の3Aの大きな転倒。
そこから立ち上がった宇野くんは、油断した自分が許せない!というかんじで
フィニッシュまで怒濤のように突き進む。
観客のお姉さんふたりが思わずのけぞってしまう程、鋭いバタフライの迫力。

そして、演技後は本当~に、悔しそう。
顔を上げて、挨拶する時にはその感情をちゃんと抑えているところが、宇野くんらしいけど。
キスクラでは、SP88.87の点数に、あと0.01で88.88なのに。
末広がり、無限大だったのに惜しかった。言って、(←想像。笑)
美穂子先生を笑顔にさせていますが、
たぶん、本当に本当に、悔しかったんじゃないのかな。

2位だから、っていうのではなくてね。自分がね。

だからこその FS ぎらぎら月光。

さぁ、FS「月光」だ。

もう、最初っから宇野くんは、宇野くんの内なる世界へいってしまっています。

自らの世界に、深く沈潜。
そこに観客はいません。たぶん、ジャッジすらいない。

フィギュアスケートは、スポーツ的要素と芸術的要素の融合で成り立っているって、言いますね。
これが純粋に芸術であったとしたら、―たとえば、舞台、舞踏―であったならば、
観客の視線を無視することは確実にNGでしょう。

だから、他者の視線いっさい無視でも十分に成立する宇野くんのこの「月光」は、
「フィギュアスケートは、やっぱりスポーツなのだ」と、教えてくれます。

そして、宇野くんは、「表現者」という以上に、「アスリート」であると。

町田くんが「宇野さんは、テクニシャン(表現面よりも技術面)」って、
カーニバルオンアイス2017で言ってましたねー

4S、4F、4T ひりひりするような緊張感を纏わせながら、確実にキメていきます。

フライングキャメルスピン、フライングコンビネーションスピン、コレオシークエンス
振りの所作すべてに、いつも以上に力が入っているのが分かり、
天を仰ぎながらのイーグルで、酸素めいっぱい吸ってる。

4T-2Tのコンビネーション、成功。

インサイドイーグルからの、3A成功!SPの転倒をみごとリベンジ!
ぜーったい、おりてやるっ!という、宇野くんの気合い びしばし伝わってきます。

「頭から落ちてもいいから、絶対に3回転半回ってやるぞ、という強い気持ち」by宇野昌磨

ここらへん、もう、このままパーフェクトいけ!いってくれ!と、結果分かっている
今でも思ってしまう~。何回見ても、願ってしまう~。

3A-1Eu-3F 転倒、くっそっ!

3S-3F のコンビネーション、セカンドでたたら踏み。

ステップシークエンス、体力絞り尽くして、限界まで攻める。

コンビネーションスピン、より、速く。

じゃん、じゃんっ。

やりきったー。酸素 吸いますっ。

すばらしいっつ!!!
良い演技ですね。最高ですね。ブラボーですね。

フィニッシュポーズ解いたあと、肺に、全身に、酸素を供給。
キスクラまでそれは続き、

引き続き、酸素 吸ってますっ。

FS188.38  合計277.25 優勝。

さあ、みなさんも無性に見たくなったんじゃないですかね?ね?

月光 MOONLIGHT SONATA

坂本花織選手の「月光」
大きいジャンプをぽーん、ぽーん、と跳ぶ。
まん丸の月夜に影絵ふみして遊ぶ子どもたちが見える。

エリザベート・トゥルシンバエワ選手の「月光」
硬質。衛星としての月世界。重力地球の1/6の世界。
あるいは、ピアノの鍵盤の動きそのもの。黒。白。

パパダキス/シゼロン組の「月光」
森閑と静まる湖にうつる白い月。
悲恋を舞う妖精たち。湖上に走るさざ波。
しかし、湖上の月を揺らすことは、決してない。
だって、かれらは妖精だから。

宇野昌磨選手の「月光」は、
まさに、狂気。まさに、lunatic.
特にこのGPシリーズ2018カナダの「月光」は。

宇野くん、

「ほんとうに、月光なのか分からない」
出典:『兄・宇野昌磨』p.126

って、言ってましたよねー。
たしかに、宇野くんの「月光」は、ピアノの旋律そのもので、
月の光を表現しているというよりも、彼そのものが光を発しているかんじ。

そもそもベートーベンがつけたタイトルは「幻想曲風ソナタ」。
月の光とは、ぜんぜん関係ないんですよね。
だから、宇野くんが正解。

日本スケート連盟HPに 令和2年事業計画 が発表されました。

COVID-19がどうか落ち着いて、ワクチンが早くできることを願いつつ、
選手皆さん、健康で、けがなく、少しでも納得のいく練習が出来ますように。
試合が無事に行われますように。

祈ることいっぱいですが、とりあえずは、また、
宇野くんの ぎらぎらな月光 見ることにします。(‘◇’)ゞ

※画像は「GPシリーズ2018カナダ大会」からです。