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おお、マリア!

女子シングル

マリア・ソツコワ選手が引退するとのニュース。
まだ20歳なのに…。残念です。

シニア2年目の2017年GPファイナルで銀メダル。
ばんばんとタノジャンプを精度高く決める彼女。
平昌オリンピック女子はロシア選手が表彰台占領かも~と、思いましたが、8位。
2018ワールドも8位。と、急速に勢いが失われてしまった印象がありました。

しかし、華やかさとゆったりとしたスケーティングが魅力的なマリア・ソツコワ選手は、スケートも演技もどうしても似ている印象が拭えないエテリ組全盛のロシア女子選手の中では、貴重な存在。
クラシックでノーブルな雰囲気とともに、衣装もおしゃれで、
毎シーズン、楽しみにしていました。

だから、本当に残念です。もう一度、強く輝いて欲しかったなぁ。

ソツコワ選手で、わたしが一番印象に残っている試合が、現地観戦した2018JOです。
FS「サマータイム」のアンニュイさに、
少女と大人の女性の境界的な色香漂う18歳の彼女が、
とっても似合っていました。

また、衣装もおしゃれ!

すらりと手足が長くスタイルの良い彼女は、
広い氷上でも滑り出す前から華やかな美しさ。
しかし、この時の演技はジャンプも決まらず、体も重い感じ。
まだシーズン始めだからかな~という出来でした。

出場予定だったカロリーナ・コストナー選手の代打ということも、
本調子ではなかった原因かもしれません。
(だからパンフレットにソツコワ選手のページないんですよ。そりゃないぜ。ってかんじです。泣)

スクリーンに映し出されるキスクラの彼女は、とても辛そうで、悲しそうで…。
涙が零れそうになる自分を必死に抑えている感じがありました。

演技に対する不甲斐なさとチーム戦ということの責任感もあったでしょう。

わたしの観覧席はそのキスクラの様子が見える近い位置だったので、
彼女の心の痛さがダイレクトに伝わってきたことを思い出します。
(今、見ても、ステップシークエンスのレベル2、つらい。心、痛い。)

そんな彼女をハビエル・フェルナンデス選手とデニス・ヴァシリエフス選手が、
左右から 本当に優しく優しく慰める。

この時も、キスクラをガン見していました。
わたしも2人と一緒に彼女を抱きしめたかった。
いや、実は、すっかり抱きしめている気になっていたかも。
背中を「よしよし」していた。
「あなたは、本当によくやっているよ。がんばっているよ。とても、美しいよ。」

すぐに笑顔になってくれるソツコワ選手。ホッとするふたり。
(フェルナンデス選手はまだすっかりは安心せずに、
彼女の表情を見守っているかも。ほんと、優しい。)

この一連のながれ、なぐさめる彼ら二人が、
すっごく優しいことももちろん分かるのですが、
ソツコワ選手の心の痛みの深さもすごく良く分かります。

それくらい、ふたりの慰め方が真剣。
今この瞬間、折れてしまうかもしれない一人の少女を
なんとか支えようとしている人間の真剣さがひしひし伝わってきました。
ソツコワ選手の哀しみを、すぐ間近に座るふたりは、
一観客のわたしとは比べものにならないくらいのダイレクトさで
強く感じとったのでしょうね~。

で、ソツコワ選手の笑顔です。
どうですか、この気品に満ちた笑顔。まさにマリアさま。
自分の悔しさ哀しさを抑え、
ふたりの心からの慰めを受け入れることのできる強さを持った彼女は、
やはり、とても美しい人だと思います。

つらかった筈の演技も最後まで笑顔を消さずに滑りきる彼女に、
アスリートとしての本当の気品を感じます。

引退の理由は、健康上の問題?メンタル?結婚の準備との話もあります。
ですが、どんな理由であっても、この素敵な笑顔を持つ彼女は、
すばらしい未来を切り拓いていくはずです!幸あれ!

可愛い画、貼っておこう。

2016GPファイナルFSアダージョ

P.S. 2018NHK杯女子SPの6分間練習
まりあ~。まりあ~。まりあ~~~あ。
と全力応援していたお兄さん、どうしてるかなぁ…。
泣いてないといいけどなぁ…。(-_-;)
拍手は飛べない鳥の羽ばたき

出典:2018NHK杯パンフレットP.26

お兄さん、わたしともに彼女の幸せを祈りましょう!!

※画像は2018JO放送、2016GPF放送、2018NHK杯パンフレットからです。