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セルゲイ・ボロノフ選手にСпасибо!!!

男子シングル

日本時間の9月12日、セルゲイ・ボロノフ選手が現役引退を表明。
1987年10月3日生まれ。32歳。

セルゲイ・ボロノフ選手で、わたしが思い出す試合が、
NHK杯2017年、2018年の2試合です。

2017年NHK杯

2017年NHK杯 男子シングル は、とても印象に残る試合でした。
表彰台の3人の年齢!

1位 セルゲイ・ボロノフ 30歳
2位 アダム・リッポン 28歳
3位 アレクセイ・ビチェンコ 29歳

アラサー3人の表彰式。

表彰台をアラサー3人が占めるなんて、選手生命が短いフィギュアスケートという競技において、本当に珍しい。
記録にも記憶にも残る試合です。

特にボロノフ選手は、ジャスト30歳にして 初のグランプリシリーズ優勝!

国旗掲揚時のしみじみと喜びをかみしめている彼の横顔、印象的でしたよねぇ。
見ているこちらも、もらい泣きしそうで。(;O;)

あ、ボロノフ選手自身は泣いてないですけどね。
頬骨が こくこく 何度も動くだけ。
でもそれが、こみあげる涙をきっと堪えてのことなのだろうなぁと。
瞳はどこまでも優しいし、唇は微笑んでいますけどね。

喜びを静かに味わう彼の視線の先には

――ロシア国旗。

あー、もう、めちゃくちゃいい顔。
努力し続けて何かを成し遂げた人間は、こーんなに素敵に微笑むことが出来るんですねぇ…。

2018年NHK杯

2018年NHK杯 男子シングルSPの主役は、間違いなくボロノフ選手だったと思います。

宇野くんが92.49点で1位、ボロノフさんが91.37点で2位でしたが、
演技に勢いがあったのはボロノフ選手の方。

滑り終えた後の観客を煽るような

「みんなで、でっかいウェーブおこそうぜ!!」

な挨拶(笑)は、彼自身が納得のいく演技をしたことの証。

わたしとともにあれー。

観客ももちろん
「でっかい、ウェーブ、おこすわー!!」
って感じで、楽しく煽られ、総スタオベ。

わたしもスタオベしました。
席は、ほとんど最後列でリンクまでは遠かったのですが、
歓声と共にスタオベする皆の背中越しに見えたボロノフ選手の姿は、くっきりはっきり覚えています。

ごく自然に観客の気持ちをひとつにする、華のある存在感

あの会場の一体感を思い出すと、今でもワクワクします。
まことに幸せな試合観戦でした。

会場の一体感の中心にいる男。

2018年の表彰式での彼も素敵でしたねー。

メダル授与がトリノオリンピック女子金メダリスト荒川静香さんだとのアナウンスに、
誰よりも嬉しそうに高々と拍手。

「静香さんのこと、よーく知ってるし、
なんにせよ、きれいな女性にメダル掛けてもらえるの、ちょー光栄。」
(←ちょー適当意訳。笑)なんてこと、言ってたよーな。

スパスィーバ!

この笑顔もいいです。
屈託のない。どこまでも真っ直ぐな笑顔。

ボロノフ選手の滑りも同じなんですよ。
まず、実直さを感じる。その素直さが、見ていて気持ちがいいんです。
そして、巧まざる華がある。

実直さと華。
一見、相反する特徴が自然に同居している。
わたしが思う彼のスケートです。

引退表明にあたって、Instagramに
「Спасибо , tank you , arigato!!!」 と書いてくれたボロノフ選手。

https://www.instagram.com/p/CFAhXBiqoIM/

こちらこそ、素敵な笑顔、素敵な演技、ありがとうございました!!!
Спасибо!!!

※画像は「2017NHK杯男子シングル」「2018NHK杯男子シングル」です。