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表現者、町田樹。

町田樹

10月から国学院大学の助教に就任する
町田樹氏のコラム連載が、これも10月から毎日新聞で始まります!
タイトルは『今を生きる 今を書く』

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000032749.html

ニュースサイトでは10月5日公開予定。その後は原則として第1月曜up。
紙面は10月10日(土)掲載です。

出典:PRTIMESプレスリリース素材


「町田くん、毎日新聞でコラム連載始めるって!10月から!」
嬉々として報告するわたしに、固まる旦那。

「……もしかして、うちは、10月から毎日新聞?」

おそるおそる尋ねられました。ちょっと覚悟決めたかんじも。笑
やりかねないと思ったらしい。

お、その手があったか!
いや、さすがに。(^-^;

アナログ人間のわたしは、コンビニに新聞買いに走ります。
サイトニュースの方が配信早いんですけどね。

上のPRTIMESさんリンクには、町田くん主演のPR動画へのリンクもあります。
町田くんが吹く風を爽やかに受けながら 

教育の現場や研究の現場で感じた事だったり、得られた知見っていうものを
鮮度のいい状態で社会に発信したい。
(中略)
好奇心と同時に責任感を感じながら、意欲的に取り組んでいきたいと思っています。

引用:「町田樹さんによる初の新聞コラムPR動画」より

と、伝統ある毎日新聞のコラム欄を任された意気込みを語ってくれています。

連載開始についてのインタビュー抜粋でも、いわゆる町田節炸裂。
インタビュアーのQ.に対する町田くんのA.が半端なく長い!
ぜひ、ご堪能下さい。インタビュー抜粋というには、読み応えありすぎです。

このインタビューの中でいちばん、フムフムだったのは、

Q.:氷上では表現者です。「書く」という表現についての思いは
に対する町田くんの答え。

フィギュアスケート、ひいてはアーティスティックスポーツというのは(中略)紛れもない表現活動なわけですよね。
私はアスリートの時代から、アスリートであると同時に表現活動を行ってきたと自負していますので、思い返せばずっと表現活動をしてきたという思いなんですね。

引用:「町田樹さんによる初の新聞コラム」連載開始についてのインタビュー抜粋より
※太字は引用者装飾

アスリート、プロフェッショナルスケーター、そして大学院生のキャリアを歩む中で、
自分は本当に表現するのが好きなんだなということに気付いたんですね。
自分を発見したわけです。
表現する方法には、自分の体で踊ったり、ものを書いて発信したり、テレビ、ラジオなどで話したりといろんな表現の仕方がありますが、
どんな手段でも私は表現すること自体が好きなんだと痛感しています。

引用:「町田樹さんによる初の新聞コラム」連載開始についてのインタビュー抜粋より
※太字は引用者装飾

町田くんのこの「表現したい」「表現することが好き」という
熱い思いがあふれる言葉に、わたしはある漫画の一場面を思い出しました。

曽根 富美子著『含羞(はじらひ) ―我が友中原中也』

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中原中也と小林秀雄の愛憎相半ばする関係が、
小林の視点から描かれた秀作です。

この作品では、詩人・中原中也に対する
評論家・小林秀雄の嫉妬、憧憬が物語の通奏低音として流れています。

小林秀雄は世間的には成功者で実力者。
対して中原中也は貧しく、身体も弱く、生活者としての力もない。

しかし、真実は違うんですね。
一見、思想の最先端を走り、世相や社会や文学、芸術を鋭く追い詰めているように見えて
実は、終始それらに追い立てられるプレッシャーに息も出来なくなっているのが、小林秀雄。
そして、そんな彼を真に救うのが、中原中也の詩なのです。

そのことが表現されている場面。

爆走してくる機関車から必死に走って逃げて
「うわー。もう無理っ、まじ無理っつ!」ってなってる小林秀雄に
中原中也が静かにコップの水を差し出す。
その瞬間、爆走する機関車は消え、コップを受け取った小林は、
中也の言葉に静かに耳を傾けながら、ふたり、線路の上を行くのです。

この場面が暗示しているのは、
真の創造者である詩人こそ、人を救うただ一杯のコップの水を作ることが出来るということ。
最終的に人を救うのは、詩であって、小林秀雄が必死に生産する思想ではないということ。
だからこそ、小林秀雄は、中原中也を愛すると同時にどうしようもなく、憎んでしまう。
――というのが、漫画家曽根さんの描いた2人の関係です。

へ?で?なに?
って、なりますね。(^-^; ごめんなさい。

つまりですねぇ、
表現者 町田樹 は、これからも
詩人としても評論家としても精進していく所存 だね。
って、思ったってことです。

創作者(振付など)、評論家(研究など)、
その両方を極めていくのね。きっとね。
って、思ったってことです。

町田くんならば、
向かい風の中を機関車と軽やかに並走しつつ、
冷たくおいしいコップ一杯の水を迷える人に差し出してくれると思うのです。

問題は、私にその水を受け取る力があるのか?
ということです~。

どーん。厚さ!

町田樹著『アーティスティックスポーツ研究序説』。
みなさんは、もう読了されましたか?

わたしは、まだまだ(+まだまだ)です~。(;O;)

TOKYO NEWS MOOK 通巻870号『KISS & CRY』p.68,69より

『KISS & CRY氷上の美しき勇者たち』p.69で、
町田先生
「読者の皆さまにも、ぜひ、゛知的な冒険”を楽しんでいただきたい」
「タイトルに「研究序説」とあるように、この本はまだ序章にすぎません」
とおっしゃっております~。

どーん。なにより厚さ!

線ひきながら、付箋貼りながら、メモとりながら、
途中で気になって、『著作権テキスト~初めて学ぶ人のために~令和2年度』https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/pdf/92466701_01.pdf
で著作隣接権など調べつつ読む。
『著作権テキスト~初めて学ぶ人のために~令和2年度』、すごく分かりやすい。おすすめです。)
で、まあ、ちっとも捗らんのよー。

その捗らなさは、上の写真の付箋の位置で分かっちゃいますね。
みごとに本全体の1/5くらいまでしか貼ってない。笑

それなのに、コラム連載まで始まっちゃう。
10月3日のJOライブ配信では解説と、特典で「町田樹45分~フィギュアスケート2020勢力図~」。

ああ、町田先生が差し出す水を、受取り、カラカラな渇きを癒したいっす。

「町田樹」を研究するための時間が欲しいっす!