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GPシリーズ ロシア大会2020 男子シングル

男子シングル

アメリカ大会は、パネルな観客。中国大会は、バナー掲示だけの応援。

今季GPシリーズ初めて観客を入れて行われたロシア大会です。
客席数50%使用での開催らしいですが、お客さんの反応、拍手は
TVで見ているわたしでさえ嬉しい。あたたかい。(*’▽’)

そして、書きたいことが盛り沢山なロシア大会は、
1回記事ではまとめられません~。

コリヤダ選手、優勝!

ロシア大会男子2020結果(敬称略)

順位選手SPFSTOTAL
1ミハエル・コリヤダ93.34188.55281.89
2モリス・クビテラシビリ99.56176.24275.80
3ピョートル・グメンニク96.26172.21268.47

コリヤダくん、GPシリーズロシア大会初優勝おめでとう!!!

2シーズン前よりも確実に、安定感が増しています!

スケートの美しさもジャンプの美しさも、
容姿の美しさも、より、増し増し。


FSの演技スタートなぞ、
「きみは、眠れる森の美女か!(‘Д’)」と叫びたくなります。

FS 映画「ホワイト・クロウ伝説のダンサー」より


華奢な印象だった上半身に適度な筋肉がついて逞しくなったように感じることと、
演技の安定感は無関係ではないのかな。

2位につけたSPは彼比で、もうちょっと!という惜しい感じでしたが、
とにかく落ち着いている。
他の選手とは段違いな美しいスケートを見せてくれました。

彼の演技構成点の高さは、素人でも理屈抜きで素直に納得させられますよね。
ジャンプだけではない演技。
しかもコリヤダ選手の場合、ジャンプも本当に美しい。
すべてが眼福。

FSでは、すんばらしい4T-3T、4T の後、
3Aが1Aになってしまいましたが、後半にきちんとリカバリー。
以前の彼ならば、こんなに落ち着いて演技をまとめることは出来なかった気がします。


SP Let’s Get Loud はコリヤダ選手の軽快なリズム感が楽しめ


FS 映画「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」より は
コリヤダ選手の端正なスケートが直球で楽しめる。
最高です。(*’ω’*)

精神的な安定感は、奥さんの支え?
ミーシンコーチとの関係も申し分ない感じですし、よかった!

それぞれの進化

2位は、クビテラシビリ選手。
「エテリ組なのに、パっとしないなー。」
「エテリ組の勝利のメソッドは、女子のみに有効なのかな?」
と、今までの彼を見て、思っていたわたし。
申し訳ない。(-.-)

しかし、昨年のGPシリーズ では
「トゥルソワ選手に習った?」と聞いてみたくなったほど、
4回転ジャンプの精度が上がっていた。
そして、今大会、とうとう開花!

SP/FS通して、ジャンプはFSの4T1本の失敗があったのみ。
堂々の2位です!シニア7年目。
諦めないで努力し続け、こんなふうに結果がでるって、嬉しいですね。

だから、がんばって~。アリエフ選手~。
ドミトリー・アリエフ選手は、5位。
SP 89.62で5位と出遅れ、FSでも巻き返しならず、175.49。
TOTAL 265.11 。

SPもFSも勢いがなかったかなぁ…。
怪我明けで、体調も万全ではなく、練習もままならなかったとか。

コリヤダ選手のスケートが端正なら、アリエフ選手のスケートは優雅。
スタイルは異なっても、眼福な滑りであるのは同じです。

アリエフ選手のプログラムは、細部まで丁寧に作り込まれているので、いつも楽しみ。
リベンジの良い演技が見たいなぁ。

SP「仮面舞踏会」2020ver.
SP「仮面舞踏会」平昌オリンピックver.

今回、久しぶりに平昌オリンピックの「仮面舞踏会」を見返しました。
スタート時、顔を隠す仮面としての右手の指が、
緊張感からか震えているのが初々しかった。
4Lz-3Tがキレイに決まった、勢いのある素晴らしい演技でしたが、
上半身の動きや音の捉え方は、あきらかに2020年バージョンの方が進化しています。

だからこそ、今のアリエフ選手が完璧に滑る、今の「仮面舞踏会」が見たいです。

若手注目株たち

3位のピョートル・グメンニク選手


4位のアンドレイ・モザレフ選手、ともにシニアGPシリーズ初参戦。
鍵山くん、佐藤駿くんのライバル。

ふたりとも、堂々としていますね。4回転を跳ぶことを躊躇しない。
特にグメンニク選手FSでの 4S-2T-2Lo という
4回転からの三連続はびっくりしたな~。

6位のエフゲニー・セメネンコ選手は、FSが良かったです!

粗削りだけど、勢いがあって、最後までスピードが落ちなかった。
ラストポーズは、やりきった感出し過ぎ(?)て、後ろに倒れそうになったくらい。

おおっと~。倒れちゃなんねぇ~。

途中、衣装チェンジまであり、十二分に楽しませてもらいました。

「よう、やった!」労うミーシンコーチ。

これからが楽しみな選手が、女子だけでなく、男子にも沢山育ってきているロシア。
ジャンプにプラスして、滑りもぐんぐん磨いていって欲しいです。(*’ω’*)

興味持ってください。

最後は、ちょっとした不満、というか、お願い。

素直すぎる反応に驚きましたよー。
解説、佐野稔さんのこと。

コリヤダくんの演技を見て、
「久しぶりに見たかんじですね。」
アナウンサー
「昨シーズン、彼は副鼻腔炎の治療で休養・・・」
佐野さん
「ほー。そーなんですかー。」
アナウンサー
「彼は、今シーズンからコーチを替え・・・」
佐野さん
「へー。そーなんですかー。」

・・・って、あなた、知らなさすぎなのでは・・・?( ゚Д゚)

2019年のさいたまワールド前に男子の有力選手を解説するTV番組で、
335点超えしたネイサン・チェン選手の全米の演技について
「わたしは、見ていませんが」って、
しれっと発言なさっていたことを思い出しましたよ…。
いや、見るでしょ。解説者ならば、見るよね。見るべきだよね。ね。

マラソン解説者 増田明美さんのように、
豆知識的選手情報(笑) をリサーチして欲しいわけではないですよ。

しかし!

競技にばりばり関係あることくらいは、
お願いですから、もうちょっと興味持ってください~。

※画像は「GPシリーズロシア大会2020」「平昌オリンピック」からです。